カンタン!グラフ作り  

ポイント アンケートのまとめには「エクセル」が大活躍
  アンケートの結果を広報誌に掲載するとき、集計してグラフを作れば、断然見やすくなります。でも、パーセントの計算をしたり、定規やコンパスを使ってきれいなグラフを描くのはかなり大変です。その点エクセルなら、数字だけ入力しておけば、クリックするだけでいろいろな種類のグラフを簡単に作れます。大きさはマウスで好きなように調整できるし、棒グラフでも円グラフでもワンタッチで変更できるので、どんなグラフにすればいちばんわかりやすいか、手軽に試してみることができます。グラフを作る作業は、ある程度パソコンがわかる人がやらないとダメだけれど、数字を入力する前に回答用紙を数えて、回答数だけ手書きでメモしておいてもらったり、入力時に横で数字を読み上げてもらうなど、パソコンを持っていない人にも手伝ってもらえばラクになることはいろいろあるはず。でき上がったグラフも、ワードに貼り付けるのが難しければ、印刷したものを切り貼りしてもOK。全部をパソコンでやろうとせずに、人海戦術も取り入れて、自分たちのできる範囲で、上手に利用していきましょう。

  ココがすごい!計算しなくてもいろいろなグラフを自動で作ってくれる
エクセルは、元になるデータを表示に入力しておけば、範囲を選択してグラフの種類を選ぶだけで、いろいろなグラフを自動で作成してくれる。例えば割合を表すグラフでも、いちいち全体の数やパーセンテージを計算する必要はない。あとから数字を修正したときも、自動でグラフに反映される。
「学習塾に通っていますか?」という質問に対する「YES」と{NO」の回答数を、学年別に表に入力したもの。まったく同じ表から下のように、違う書類のグラフを作成できる。
学年ごとにYESとNOの「回答数」を並べた棒グラフ
学年ごとの合計人数に対するYESとNOの「割合」を、パーセンテージで表した棒グラフ

アンケートからグラフを作る手順とコツ 表からグラフを作る方法
白黒印刷用にグラフを黒一色の模様別に変更する

   アンケートからグラフを作る手順とコツ

1 選択肢を用意して設問を作る
自由に回答を書いてもらう方式にすると、あとで集計するのが大変。YES、NOで答える形にしたり、あらかじめ想定される回答のパターンをいくつか作って、そこから番号で選ぶようにする設問を多くするのが集計を楽にするコツ。

1 学年ごとに手分けして集計する
回収した回答用紙を集計するのはいちばん大変な作業。学年ごとに手分けして、手作業で数えたものをメモするなど、パソコンを使えない人にも参加してもらえる方法を工夫しよう。

2 学年ごとの回答数を、エクセルの表に入力する
ここからは、パソコンができる人の出番。手分けして数えた回答数を持ち寄り、まとめてエクセルの表に入力する。

3 グラフを作成するエクセルでは、入力した表を元にして「グラフウィザード」ボタンから、いろいろなグラフを作成できる。(グラフの作り方は下記を参照) グラフウィザードボタンをクリック
あっという間に完成

   表からグラフを作る方法

  「学習塾に通っていますか?」という設問に対して、YES、NOの回答の割合が、学年によってどう違うかを調べるグラフを作成してみましょう。  

1 「グラフウィザード」を呼び出す
入力した表をドラッグして範囲を選択し、ツールバーの「グラフウィザード」ボタンをクリックする。

1 グラフの種類を選ぶ
「グラフウィザード」の画面が現れる。「グラフの種類」で「横棒」を、「形式」で作りたいグラフのサンプルをクリックし、「次へ」をクリック。

2 サンプルを確認
1で選んだ種類のグラフが、入力した表だとどのようになるかのサンプルが表示される。縦軸、横軸が自分が作りたかったものになっていることを確認して「次へ」をクリック。

3 グラフのタイトルを入力する
「タイトルとラベル」のダブをクリックし、「グラフタイトル」の欄に、グラフのタイトルをキーボードから入力する。「次へ」をクリック。

4 「完了」をクリック

4 元データの表の横に、今作成したグラフが表示される。四角い枠の隅にある■をドラッグすると、グラフの大きさを調整できる。

ポイント 広報誌にレイアウトするには?
  方法1
グラフをクリックして選択し、「編集」→「コピー」でコピーして、ワードなどの文書作成画面へ直接貼り付ける。アンケート係のメンバーに、ワードの得意な人がいれば、この方法がおすすめ。
方法2
でき上がったグラフを、ドラッグして大きさを調整し、そのまま印刷して、はさみで切り取り、レイアウト用紙に貼り付ける。パソコンで操作するより、このほうがらくちん。大きめに印刷して、縮小コピーをするときれいにできる。

   白黒印刷用にグラフを黒一色の模様別に変更する

  エクセルで作成したグラフは、自動で色分けされています。けれども、学校の印刷物のように黒一色で印刷すると、色の違いでは区別できません。そこで、あらかじめグラフの色を黒一色の水玉や縞などの模様に変更しておきましょう。できるだけ大きな柄のほうが、印刷されたときに区別がはっきりします。  

1 円グラフをクリック。円の全体が選択されるので、もう一度クリックして、一学年分を選択。 1回クリックで全体選択
2回目で一学年分選択

1 その状態で右クリックし、「データ要素の書式設定」をクリック。

2 「領域」の「色」で黒を選択し、「サンプル」が黒くなったことを確認。「塗りつぶし効果」をクリック。

3 「パターン」タグをクリック。「背景」欄の▼をクリックし、色見本から白をクリックして選択。

4 「背景」が白くなったことを確認し、「パターン」欄から好みの地模様を選ぶ。なるべく粗い模様を選ぶのがコツ。選んだ模様が「サンプル」に表示されたのを確認し、「OK」をクリック。

4 「サンプル」欄に今選んだ地模様が表示されている。「OK」をクリック。

4 円グラフの、赤く表示されていた6年生部分が白黒の地模様に変更された。同様にして、全学年を変更する。




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