インターネット利用に関するトラブル事例と対策  
  ここでは、インターネットの接続時やWebの利用時、電子メールの送受信時におけるトラブルの原因とその対策について解説します。  

ポイント インターネット接続時のトラブル対策
  トラブルが発生した場合に、思いつくままやみくもに設定を変更したりすると、かえって症状が悪化してしまう場合があります。
まずは、原因を特定する作業から始めましょう。これではないかという原因を推定したら、機器交換や設定変更などで対処しますが、 その場合はいくつもの対策を一度にやらないことが大切です。設定を1つ変更したら、トラブルが発生したときの操作を実行してみましょう。
それで解決すればそれが原因だったことになります。それで解決しなければ下人は別のtころにあるので、変更した設定は下に戻しましょう。 下の表に、原因を推定する場合の目安を示します。
 
ブラウザ メール 確認すべき事項
なし(正常)
× ブラウザの設定
× メーラーの設定
× × 接続設定、TCP/IPの設定

ダイヤルアップ接続に関するトラブル ADSL回線に関するトラブル
FTTHに関するトラブル IP電話サービスに関するトラブル
Webブラウザのトラブル対策 メールクライアントのトラブル対策
Webブラウザとメールクライアントの共通のトラブル対策    


   ダイヤルアップ接続に関するトラブル

ポイント ダイヤルアップ接続のトラブルシューティング
  ダイヤルアップ接続のトラブルでは、発信元と発信先の双方に原因が考えられ、関連する因子が多いのでトラブルシューティングは複雑になります。

1 ダイヤルできない(1)
アナログ電話回線の場合、ダイヤルの方法として「パルス式」と「プッシュ式」があります。電話機でダイヤルするときに受話器から「カチカチカチ」という音が聞こえるのが パルス回線で、「ピッポッパッ」と聞こえるのがプッシュ回線です。

アナログ回線の場合、この「パルス式」と「プッシュ式」の設定を間違えると、発信そのものができません。
Windowsの標準設定は[トーン](プッシュ回線)となっていますが、家庭の電話回線の中にはパルス回線のものもあるので、その場合は、[コントロール パネル]の[テレフォニー]を使って設定を変更します。
WindowsXPの場合、[コントロールパネル]を開き、[ネットワークとインターネット接続]をクリックします。

次に、左側フレームの関連項目の[電話とモデムのオプション]を選択します。
すると、電話とモデムのオプションが表示されるので、所在地情報を修正します。すでに所在地を灯篭している場合は、[編集]ボタンをクリックします。「新しい場所」とだけ
表示されていれば、[新規]ボタンを押します。

新しい所在地ウインドウに切り替わったら、所在地の名称([自宅]など任意の名称)を記入し、ダイヤル方法を[パルス]に変更します。

コントロールパネル

ネットワークとインターネット接続画面
電話とモデムのオプションウインドウ
所在地ウインドウでダイヤル方法を変更

ポイント ISDN公衆電話やICカード公衆電話はいずれもプッシュ回線です。ノートパソコンなどでアクセスする場合は注意が必要です。

2 ダイヤルできない(2)
会社やホテルなどの電話回線では、外部に発信する際に0発信が必要なことがあります。たとえば、アクセスポイントの電話番号が 「1234-5678」であれば、その前にさらに「0」を付けて、「0-1234-5678」という番号をダイヤルする必要があります。
この場合、前述の[所在地情報]ダイアログボックスで、[外線発信番号]のボックスに[0]を入力します。市内通話と市外通話のボックスがあるので、その両方に[0]を入力します。

ポイント 外線発信番号は、日本では[0]が多いのですが、たとえばアメリカでは[9]が多く使われています。海外でダイヤルアップ接続を行う場合には、 外線発信番号を確認するようにしましょう。

3 ダイヤル相手が応答しない(1)
プロバイダによっては、アナログ電話回線(モデムで接続する)とISDNとで、アクセポイントが異なる場合があります。 たとえば、ISDN用のアクセスポイントにISDNターミナルアダプタを使って発信した場合、アクセスポイントは応答しません。 そのため「発信はできるが応答しない」という現象が発生します、 また、多くのプロバイダではこれ以外にもPHS(PIAFS)や携帯電話用のアクセスポイントが設置されていることもあります。いずれも、 間違った種類の端末で発信すると応答しないので、自分がしようしている通信環境を確認し、正しいアクセスポイントに発信するよう注意する必要があります。

4 ダイヤル相手が応答しない(2)
アクセスポイントがビジー(話中)の場合も応答しなくなります。場合によっては「ビジーです」あるいは 「混雑しています」などのメッセージが表示される場合もあります。しばらく時間をおいてかけ直すか、同じ地域内に別の アクセスポイントがあれば、そちらでの接続を試みます。一般に、あとから追加設置されたアクセスポイントのほうが空いているようです。

ポイント アクセスポイントがビジーでも、何度か再ダイヤルできるようにダイヤルアップネットワークで設定できます。

1 「発信音が聞こえません」と表示される
コンピュータとモデム、電話回線の間を結ぶケーブルが正しく接続されていない可能性があります。接続を確認してみてください。

2 「回線が使用中です」と表示される
モデムやTAが接続されている回線で、先に電話を発信していて使用中の場合、このメッセージが表示されます。 ただしISDNは2回線使えるので、その両方とも使用中にならなければこの状態にはなりません。

3 接続が拒否される
発信はでき、アクセスポイントからの応答があるにもかかわらず、接続に失敗する場合、ユーザー名やパスワードが 間違っている可能性があります。特にパスワードを変更した場合は、コンピュータに記憶させているユーザー名とパスワードのほうも変更する必要があるので 注意してください。また、パスワードを入力するときに大文字、小文字を間違えたり、「CapsLock」キーや[カナ]キーがオンになっていて正確に入力されず認証に失敗するケースがあります。

4 接続はできるが通信ができない
ダイヤルアップ接続には成功するものの、メールの送受信やWebサイトへのアクセスができない場合、 DNSサーバーのアドレス指定に間違いがあって、名前解決ができていないという可能性が考えられます。

4 COMポートの設定は正しいのに通信できない
たとえば、COM1ポートにモデムやTAを接続し、ポートの設定をCOM2にした場合、設定の内容が正しくても通信はできません。

   ADSL回線に関するトラブル

ポイント ADSL回線のトラブルシューティング
  ここでは、ADSL接続に関するトラブルについて説明します。

1 リンクアップできない
リンクアップとは、ユーザー宅のADSLモデムと電話局側のADSLモデムが相互に相手を認識し、通信可能な状態になることです。 まったくリンクアップできない場合、回線のトラブルやADSLモデムの電源が入っていないなどのトラブルが考えられます。ADSLモデムのランプが異常点灯している 場合、モジュラジャックからADSLモデムまでの配線を確認し、必要に応じてスプリッタを外して接続を試みます。リンクランプが正常でほかのランプに成功したり しなかったりする場合、特に線路長が長いケースでは、ノイズやISDN回線などの影響で回線状態が不安定になっている可能性も考えられます。 いずれも、ADSL事業者あるいはNTT地域会社に依頼して、機器の調査、改選調整、改選の収容替えを依頼する必要があるかもしれません。

ポイント 線路長
ユーザー宅からNTT収容局までの電話線の長さのこと。実測値ではなく計算値。 以下で調べることができます。
https://www.ntt-east.co.jp/line-info/

収容替え
ADSL回線を使用中に速度が極端に遅いなどの問題があった場合に、別の芯線に変更すること。有償でNTT地域会社に依頼します。

ポイント ADSL回線のトラブルは、ADSLモデムのランプを確認することで、大方の原因の予想をすることができます。
   
 
状態 考えられる原因 対策
消灯 モデムの電源が入っていない モデムの電源確認
リンクランプは正常、その他は異常 モデムがフリ−ズしている モデムをリセット
異常 配線はずれ、スプリッタ故障 配線状況の確認、スプリッタを外して再接続
正常 パソコンの設定ミス パソコンのネットワークの設定、モデムの設定を確認
  ヒントユーザー側だけに問題があるとは限らないので、pingコマンドで確かめたり、プロバイダのメンテナンス情報については 注意しておきましょう。また、電話着信時にADSL回線が切断される場合は保安器に問題があり発生している事例もあります。

2 接続が拒否される
PPPoEやPPPoAを用いて認証を受けるADSLサービスでは、ユーザー名やパスワードの入力ミスに伴う接続拒否が発生する可能性があります。 入力時に大文字・小文字を間違えたり、うっかり「CapsLock」キーや[カナ]キーがオンになっていた場合には、正しいパスワードが入力されず、認証に失敗します。 また、接続用のパスワードを変更した場合は、コンピュータやプロードバンドルーターに記憶させているユーザー名とパスワードも変更する必要がある点に注意してください。

3

接続はされるが通信ができない
IPアドレスの割り当てに失敗しているか、そうでなければDNSサーバーの設定に問題がある可能性があります。 ブロードバンドルーターあるいはルータータイプのADSLモデムを介さずに、インターネットに直接されているコンピュータの 場合は、次のコマンドを実行すると、割り当てられているIPアドレスなどのTCP/IPパラメータが確認できます。

Windows95/98/Me
[スタート]→「ファイル名を指定して実行]を選択すると表示される画面で「WINIPCFG」と入力して「OK」をクリック

WindowsNT/2000/XP
コマンドプロンプトを起動し、「IPCONFIG/ALL」と入力して「Enter」キーを押す

IPアドレスとして「0.0.0.0」や「169.254.xxx.xxx」といったIPアドレスが表示される場合には、IPアドレスの割り当てに失敗しています。
また、DNSサーバーの指定に失敗している場合や、DNSサーバーが利用できない状態になっている場合は、「名前を使って接続先を指定すると接続できず、
IPアドレスを使って接続先を指定すると接続できる」という現象が発生します。
メールサーバーなど、頻繁に使用するコンピュータについては、可能ならIPアドレスを調べておくとトラブル解決の役に立つことがあります。

「IPCONFIG/ALL」の実行例

ポイント pingコマンド
「ping ホスト名」もしくは「ping アドレス」と入力して実行することで指定したホストまでの接続が正常かどうかを確認することができます。

4 接続はされるが通信速度が遅い
ADSLの場合、周囲のノイズの影響で速度低下が発生することがあります。 ADSLのノイズ対策は自分で対策できるものとできないものがありますが、昼夜を問わず 速度が上がらない場合は、NTTに回線調査(有償)を依頼する方法もあります。 また、特にCATVでは、夜間混雑時に、昼間と比べて相対象的な速度低下が発生することがよくあります。これは、 回線の能力と比べて利用者が多い場合に発生する現象です。

2 電話にノイズが入って通話できない
ADSLを使用しているとき、スプリッタを介さずに回線に接続されている電話線にはノイズが入ることがあります。 必ず、電話機はスプリッタを介して接続するようにします。

   FTTHに関するトラブル

ポイント FTTH接続のトラブルシューティング
  ここでは、FTTH接続に関するトラブルについて説明します。

1 速度が遅い
FTTHは100Mbpsが一般的ですが、1本の光ファイバーを複数の利用者が共用する場合があります。 そのため、同時に利用する人が多くなると通信速度も遅くなります。また、ISPのネットワークの影響を受ける 場合もあります。 ユーザー側の環境としては、パソコンのネットワークインターフェースが10Mbpsにしか対応していない場合などが 考えられます。

2 通信できない
FTTHの接続はADSLと似ており、ブロードバンドルータやパソコンの設定はADSLとほぼ同じになります。光ファイバー回線 終端装置は特に設定はないものが多く、ランプの点灯状態を確認します。 主なランプにはFIBERランプとLINKランプがあります。 FIBERランプは光ファイバー回線が正常につながっているかどうかを示します。正常な場合は緑点灯し、赤点灯の 場合は以上がある可能性があります。 LINKランプはパソコン、またはブロードバンドルータとのLAN接続状況を示します。赤点灯の場合は、ブロードバンドルータ、 パソコンのネットワークインターフェースやLANケーブルに異常がある可能性があります。

   IP電話サービスに関するトラブル

ポイント IP電話サービスのトラブルシューティング
  IP電話の魅力は何と言ってもその料金の安さにあります。しかし、電話できないという状況を避けるために、利用者が気が付かないうちに 普通の電話に切り替えられている場合があります。そのような場合、利用者は無料まは安価だと思って気楽に長時間使ってしまい、 後から膨大な金額の請求書が送られて来てびっくりするということがあります。そのような状況に陥らないために、どのような場合に 一般の電話に切り替えられてしまうのか説明します。

1 VoIPアダプタに電源が供給されていない。原因としては電源コードをコンセントに差し込んでいないか、 停電の場合などがある。

2

認証のためのID、パスワードがVoIPアダプタに正しく設定されていない。
VoIPアダプタにID、パスワードを設定しなければならないことを認識していないために、設定せずに使用すると、 正規のユーザーと認識されず、設定漏れであることが知らされることもなく、一般電話へ切り替えられる。


3 電話番号によって利用料金が安い電話会社を自動的に選択する機能(ACRまたはLCR機能という)が電話機に設定されている場合、 利用者が番号をダイヤルしなくても自動的に電話番号の先頭に「0077」とか「0088」を付加してダイヤルされてしまうことがある。
その場合、VoIPアダプタが、一般電話を使わなければならない番号と判断してしまう。

4 緊急電話。これは、電話をかけた場所を確認して、管轄内の警察署や消防署を呼び出すという処理をしなければならないが、 事業者によっては技術的な問題(どこからかけているのかという場所の特定の問題と、IP網が混んでいる場合に優先して通話できるかと いう2点の問題がある)が解決されておらず、IP電話ではかけられないため、常に一般電話が使われる。

4 時報、天気予報、フリーダイヤルなどのサービス利用時。

ポイント 次にこれらの対策を示します。
  12
VoIPアダプタのVoIPランプが点灯しているかどうかを確認する。 点灯していれば、正しく設定されていることを示す。ランプの名称は機種により異なるので、 マニュアルで確認する必要がある。

3
ACR機能を解除する。

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ダイヤルしてから呼び出し音が鳴る前に受話器から聞こえるガイダンス音に注意する。 IP電話の場合は「ププププ。。。」といった一般電話とは異なる音がする。どういう音がするかは事業者ごとに任意 であるため、使用前にマニュアルをよく確認しておく必要がある。

   Webブラウザのトラブル対策

1 Webサーバーに接続できない
Webサーバーに接続してブラウザの画面にコンテンツが表示されるまでには、何段階ものプロセスを経由しています。 その中のどこでトラブルが発生しても、結果としてコンテンツの表示は不可能になりますが、 どこでトラブルが発生するかによって、エラーの内容にも違いがあります。

2 すべてのWebサーバーに接続できない場合
インターネット接続が不可能な状態になっているか、あるいはDNSによる名前解決に失敗している可能性があります。 この場合、Webだけでなく電子メールの利用もできません。 接続はされているもののDNSによる名前解決ができない場合、URLのうちホスト名に相当する部分をIPアドレス表記に置き換えると 接続できます。(例:http://www.goo.ne.jp→http://210.150.25.37)

3 特定のWebサーバーにだけ接続できない場合
サーバーに接続する途中の通信路にトラブルが生じているか、あるいは接続先のWebサーバーがダウンしている可能性があります。

4 特定のWebサイトにだけ接続できない場合
企業の社内LANを通じてインターネットを利用している場合、LANとインターネットの境界に「フィルタリングソフト」が組み込まれていて、 特定のWebサイトや特定のキーワードを含むWebサイトへのアクセスを遮断している場合があります。 そうしたサイトは一般に「業務と無関係」とみなされて遮断されているだけなので、会社からではなく、自宅からアクセスすれば接続できます。

4 Webサーバーに接続はできるが、「ページが見つかりません」などのエラーメッセージが表示される場合
「GETリクエスト」によって指定されたファイルやディレクトリが存在しない可能性があります。

1 「HTTP Error 404 (File Not Found)と表示される
URLで指定された名前のファイルがWebサーバー上に存在しない場合、このエラーになります。 Webサーバーによっては、もう少しわかりやすいメッセージが表示されることもあります。

URLが、「http://www.ntt-ls.co.jp/index.html」というように、 「ファイル名の情報」まで含む形で指定されていて「404」エラーになった場合は、たんに指定された名前のファイルやディレクトリが 存在しないか、あるいはURLの入力ミスということになります。
その場合、最も右のスラッシュより左側にあるファイル名の部分を削除して接続し直すと、接続できる可能性があります。
なお、指定されたHTML文書が見つからない場合、Webブラウザのタイトルバーに「HTTP 404未検出」などと表示される場合があります。
「404」はHTTPの仕様で規定されたステータスコードに遭遇することは滅多になく、多いのは「エラー」を意味する400番台 (クライアント側のエラー)や500番台(サーバー側のエラー)です。
 
 
 

ポイント  
 
ステータスコード 意味
200 OK
401 Unauthorized(認証が必要。会員制サイトでよく遭遇する)
403 Forbidden(アクセス拒否。ファイル一覧を表示しようとして遭遇することが多い)
404 Not Found(指定されたファイルが存在しない)
500 Server Intenal Error(サーバー側でプログラム実行に失敗したなど)
503 Service Unavailable(サーバーが多忙などの事情で要求に応じされない)

2 「Forbidden」と表示される
Webサーバーでは「規定のファイル名」というものが指定されています。 これは、URLをホスト名やその下のディレクトリ名までしか指定しなかった場合に、 どのHTML文書ファイルを表示するかという意味で、「index.htm」「index.hml」などの名前が一般に用いられます。

たとえば、「http://info.nttls.co.jp」というURLを指定した場合、実際に表示されるのは「http://info.nttls.co.jp.index.html」あるいは
「http://info.nttls.co.jp.index.htm」(このファイル名はアドレスバーに表示されないので、どちらかは判断できません)ということになるわけです。
ということになるわけです。
ところがこの規定の「ファイル名」として指定されたファイルが存在しない場合、ブラウザはその代わりに同じフォルダにある
ファイル一覧を表示しようと試みます。しかし、たいていのWebサーバーではセキュリティ上の理由から一覧表示を認めていないので、
その場合はアクセス拒否、つまり「Forbidden」と表示されます。

このエラーは、特定のユーザーにだけあくせすを認めているWebサイトにアクセスして、認証に失敗した場合にも表示されます。

 

3 Webサーバーに接続しようとするとパスワードを聞かれる
たいていのWebサーバーは一般向けに公開されているため、誰でも自由に接続できるようになっています。 しかしサーバーによっては「会員制」にして、ユーザー認証を受けないと接続できないようにしている場合があります。 そうしたサイトのURLを指定して接続を試みると、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。これらの情報を 入力するためのフォーム画面が表示される場合と、入力用のダイヤログボックスがポップアップ表示される場合があります。
いずれの場合も、会員登録してユーザーアカウントとパスワードの発行を受けたうえで、正しいユーザー名とパスワードを入力しなければ、 コンテンツにアクセスできません。
 

4 「スクリプトエラー」が表示される
DynamicHTMLのようにスクリプトを使用したコンテンツが増えていることから、Webサイトに接続した際に「スクリプトエラーが発生しました。 デバックしますか?」というメッセージがポップアップ表示されるケ0スも増えているようです。 スクリプトというのはHTML文書の中に書かれた一種のプログラムです。このプログラムの内容はブラウザが解釈して実行するのですが、 ブラウザごとにスクリプトで使える機能に少しずつ差があるため、あるブラウザでは動作するスクリプトが、別のブラウザではエラーになることが あります。また、単純にスクリプト内容そのものにエラーがあることも考えられます。 この場合は、セキュリティ対策ソフトの過剰防衛が原因であるPCケースを除いては利用者側で対処できないので、Webサーバーの管理者に対して エラーを報告するぐらいしかできません。ただし、スクリプトエラーを無視して表示しないようにすることはできます。Internetexplorerでは、 [ツール]→[インターネットオプション]を選択して表示された画面の[詳細設定]タブで[スクリプトエラーごとに 通知を表示する]チェックボックスをオフにすれば、エラーを無視して表示されます。 ただしそのWebサイトの内容が正常に表示されない可能性はあります。
 

1 ブラウザを起動するたびに、ダイヤルアップ接続のダイヤログボックスがポップアップ表示される
Internetexplorerで[ツール]→[インターネットオプション]を選択して表示された画面の[全般]タブで空白以外の ホームページが設定され、[接続]タブで[通常の接続でダイヤルする]が選択されていると、この現象が発生します。 ダイヤルアップ接続を使用していて、回線が切断されているなら正常な動作ですが、ADSLやCATVなどの常時接続回線では不必要なものです。 この場合、[接続]タブで[ダイヤルしない]に設定を変更します。これを選択していても、すでに別の手段で通信が可能な状態になっていれば、 Webサーバーへのアクセスに問題はありません。
 

2 何もしていないのに、勝手にダイヤルアップ接続のダイヤログボックスがポップアップ表示される
Internetexplorerでは、登録された「お気に入り」ごとに「購読」の指定ができますが、これが自動的にダイヤルアップを 実行しようとすることがあります。 「お気に入り」を登録する際に[オフラインで使用する]チェックボックスをオンにすると、そのWebコンテンツの内容を 定期的に自動更新し、インターネットに接続いないときでも閲覧できるようになります。これを購読と呼びます。ダイヤルアップ接続を利用している環境で購読を設定している場合、回線が接続されていないときに 自動更新のタイミングがくると、更新しようとしてダイヤルアップ操作をしてしまいます。このような自動のダイヤルアップを解除するにはInternetexplorerの[ツール]→「インターネットオプション]を選択し、 [詳細設定]タブにある[スケジュールに従ってオフライン項目の同期をとる]チェックボックスをオフにして、定期的な 自動更新を行わないようにします。

 

ポイント [お気に入り]→[お気に入りの整理」を選択して表示されるウインドウでは。登録された[お気に入り]ごとに、 購読するかどうかを指定できます。購読をしたい場合は、[オフラインで使用する]をオンにします。 ただし、この場合は[インターネットオプション]の[詳細設定]タブにある[スケジュールに従ってオフライン項目の同期をとる] チェックボックスをオンにしておかなければなりません。

3 表示されるWebの内容が古いままになる
一度接続したことがあるWebサーバーに再び接続した際に、以前と同じ古い内容が表示されることがあります。 これはInternetexplorerのキャッシュにあるファイルがそのまま表示された可能性が考えられます。 [ツール]→[インターネットオプション]を選択し、[全般]タブで[インターネット一時ファイル]にある[設定]ボタンを クリックすると、キャッシュとWebサーバー上の内容を比較するタイミングを指定できます。 ここで[自動的に確認する]が選択されていると、Webサーバー側とのファイルの比較に失敗し、 キャッシュされているファイルを表示してしまうことがあります。対策としては、この設定を [ページを表示するごとに確認する]に変更するほか、古い内容が表示されたときにツールバーの[更新]ボタンをクリックする 方法があります。
 
ページを表示するごとに確認する
Webサーバーにアクセスし、ユーザーのパソコンに保存してある一時ファイルが最新か確認。最新でなければ、Webサーバーからファイルを取り寄せ、一時ファイルも更新する
Internetexplorerを起動するごとに確認
現在開いているブラウザに表示した内容についての確認は行わない(戻るボタンで表示したコンテンツについては、実際更新されている可能性がある)。
自動的に確認
一定感覚でWebサーバーにアクセスし、コンテンツの更新状況を確認する
確認しない
一時ファイルのあるページを表示する際は、Webサーバーにアクセスせず、一時ファイルを表示する
  ヒント
会社のLANからインターネットを利用している場合、LANとインターネットのきょうかいに設置されるプロキシサーバーに接続したWebの内容がキャッシュされていて、
それが表示されてしまうこともあります。この場合もツールバーの[更新]ボタンを使用します。

   メールクライアントのトラブル対策

ポイント ここでは、電子メールの利用時に多いトラブルと、その対策について解説します。

1 メールサーバーに接続できない
最初からメールの送受信ができない場合、メールサーバーに接続できていない可能性があります。原因としては次のようなことが考えられます。

・メールサーバー名の設定ミス
・ユーザー名、パスワードの設定ミス
・メールサーバーのメンテナンス

また、それまで正常に送受信できていたにもかかわらず、ある日突然通信不可能になった場合は、 ネットワーク関連のトラブルが考えられます。
もし、Webと電子メールの両方が使えなくなっていれば、ネットワーク関連のトラブルの可能性があります。 よくあるトラブルは次のようなものです。

・DNSサーバーがダウンしていて名前解決に失敗している。
 対策→サーバーのIPアドレスを直接指定する。

・プロバイダのネットワークのトラブルで、サーバーとの間の通信ができなくなっている。Webは、接続できるサイトと接続できないサイトがある。
 対策→ユーザー側では解決できない。

・インターネットに接続しようとする段階で失敗する。
 対策→モデム、ターミナルアダプタ、ダイヤルアップルーターなどが故障していないか確認する。

また、Webは利用できるが電子メールは利用できないという場合は、メールサーバーがダウンしている可能性が考えられます。

2 メールを受信できない
メールは第三者かが勝手に受信できないように、ユーザー名とパスワードを入力し、認証を受けなければ受信できないしくみになっています。 当然ながら認証に失敗すると、メールの受信はできません。この認証に失敗するのは、主に次のような原因です。

・ユーザー名の入力ミス
・パスワードの入力ミス
・メールサーバー(POPサーバー)名の設定ミス

ここでの入力ミスとは、単なるタイプミスだけでなく、「0(ゼロ)」と「O(オー)」、 「1(いち)」と「l(エル)」といった文字種の取り違えといったものも含みます。 また、プロバイダによってはダイヤルアップ接続用のパスワードを変更すると、自動的にメールサーバーのパスワードも 変更される場合があります。メールサーバーのパスワードは、一度メールクライアントに設定すれば、あとは入力する必要が ないため、その存在を忘れがちです。ダイヤルアップ用のパスワードを変更した際にはメールクライアントの設定も変更しなければ、 認証に失敗します。

3 メールを送信できない
メールの受信はできるのに、送信しようとするとエラーになるというトラブルが発生することがあります。 この原因の多くは、POP before SMTP という機能にあります。 多くのプロバイダでは、自社のメールサーバー(正確にはSMTPサーバー)をほかのユーザーに不正利用させないために、本来は 認証を必要とないはずのSMTPサーバーに対して次のような制約を課しています。

・ケース1:送信者のメールアドレスがプロバイダのドメイン名と同一でないものは、送信を拒否する
・ケース2:送信者がそのプロバイダ以外のネットワークを通じてメールサーバーを利用している場合、直前にメールの受信操作に
よって認証を受けない限り、メールの送信を拒否する

4 差出人詐欺対策(ケース1)
スパムメール送信のために、「差出人」として虚偽の内容を表示するケースがあとを絶ちません。 この対策として、一部のプロバイダでは自社のドメイン以外のメールアドレスを差出人」の欄( 正確にはFrom:ヘッダー)に設定したメールを送信できないようにしています。たとえば、 プロバイダのドメイン名が「ocn.ne.jp」なら、「spammer.ne.jp」のようにプロバイダのものと異なる ドメイン名を付けたメールアドレスを「差出人」に表示しているメールについては、送信を拒否するという わけです。 複数のプロバイダと契約していて、ドメイン名が異なる複数のメールアドレスを併用している場合、 この制限を受ける可能性があります。

1 認証失敗(ケース2)
POP before SMTP とはこの「ケース2」を指す言葉です。これは特に自宅と外出先で異なる プロバイダをし湯尾しているユーザーや、複数のプロバイダと契約していてメールの送受信に使うプロバイダ ダイヤルアップに使うプロバイダが異なるユーザーが多く遭遇するトラブルです。この制限を回避するには、 まず受信してから送信します。ただし、Outlookexpressの「双樹y新」の動作では、受信よりも先に送信を 実行しようとするため、このトラブルが多発する結果となっています。 対策としては、いきなり「送受信」をせず、まず[ツール]-[送受信]-[すべて送信]を選択し、[送信トレイ]にあるメールを 送信します。たいていの場合、メール受信によって認証を受ければ、その後5〜10分程度は認証が有効なので、その間に メールを送信することができます。 また、「Becky!」や「Outlook」のように、POP before SMTPに対応し、メール送信の前に自動的にPOPサーバーから認証を受けてくれる機能を持ったメールクライアントもあります。

ポイント LANの場合に上記の対策を行うには、メール作成ウインドウで[送信]ボタンをクリックした直後に メールが実際に送信されてしまわないように、Outlookexpressを「オフライン」に設定しておく必要があります。 そうすると、メールは[送信トレイ]に溜まるようになります。

ポイント メール送信前にメール受信を行うのではなく、メール送信(SMTP)用のパスワードを使用するSMTP Authという仕組みを利用する ISPも存在します。

2 サイズオーバー
一部のプロバイダでは、サーバーが過負荷にならないように、送信メールのサイズを制限している場合があります。 BASE64エンコードのしくみから、実際に送信されるメールのサイズは、メールに添付したファイルのサイズの1.5倍ほどになるので、 大きなファイルを添付すると送信できない場合があります。 添付ファイル付きのメールに限って送信できない場合、自分が利用しているプロバイダが送信メールにサイズ制限を課していないかを 確認してみましょう。

ポイント 添付ファイル付きのメールは大きくなる
 

添付ファイルの内容を文字列に変換するために用いられるBASE64エンコードでは、添付ファイルの内容を6ビットごとに区切り、 それを8ビットですから単純な増加率は33.3%となる計算ですが、実際にはその他の諸要因により、40〜50%程度の増加率になります。
サイズが大きくなるという現象そのものは、添付ファイルが圧縮されていてもいないても無関係に発生します。それでも、添付ファイルが 圧縮されていれば全体のサイズが小さくなるのは事実なので、面倒がらずにファイルを圧縮してから添付するようにしましょう。


3 メールが届かない
電子メールの送信に失敗すると、そのメールは中継を担当したメールサーバーから、添付ファイルとして送信者のもとに送り返されてきます。 そのとき、送り返されてくるメールの件名や内容を見れば、原因の判別が可能です。差出人にはたいていの場合”mailerdemon”などと 書いてあるので少し戸惑うかもしれませんが、慌てずに内容を見てみてください。

次のような英語のメッセージが表示されているはずです。

・user unknown
相手のメールサーバーまでメールは届いたものの、指定した名前のユーザーが存在しないという場合に表示されるエラーメッセージです。この場合、問題になるのは宛先メールアドレスの指定のうち、「@」より左側の部分です。
たとえば「user@provider.ne.jp」と宛先に指定したメールがこのエラーで返ってきた場合、「@」の左側の「user」という
ユーザー名が存在しないという意味になります。
・host unknown
宛先に指定したユーザーのメールサーバーが存在しない、あるいは存在はするがトラブルなどで動作していないために
送信に失敗したという場合は、このエラーになります。たとえば、「user@provider.ne.jp」と宛先に指定したメールがこのエラーで返ってきた場合、「@」の右側の「provider.ne.jp」の指定が間違っているか、該当するメールサーバーが使用不可能になっているという意味になります。
・その他
最近では大量のスパムメール送信でメールサーバーが過負荷になり、それが原因でメールの配達が大幅に遅延するという事態も多発しています。
特に携帯電話宛のメールによくある現象です。この場合は"Warning:could not send message for past 4 hours"といったメッセージが届くこともあります。

4 添付ファイルが開けない
添付ファイルは一度文字情報の形に変換されて送受信されますが、その変換方法にいくつかの種類があります。 Windows版Outlookexpressを使用している場合、ヘッダーを表示させた状態で[メッセージのソース]をクリックすると、送信されてきた 「生のデータ」が表示されます。その中から「Content-Transfer-Encoding:」という文字列を探すと、その横に添付ファイルを文字情報に 変換した際に用いられた変更方法の種類が書かれています。メールクライアントは、その内容をみて自動的に解読方法を使い分けるのですが、メールクライアントが対応していない方法で変換された添付ファイル には対処できません。
添付ファイルをやり取りする場合は、使用しているメールクライアントに関する情報を事前に確認して、両方で対応している方式で変換するようにするのがベストでしょう。

1 メールサーバーがパンクした
たいていのプロバイダでは、メールサーバーにかかる負荷を考慮して、メール1通当たりのサイズやメールボックス全体のサイズに上限を設けています。 一般的な使い方をしていてメールボックスが一杯になってしまう原因は、大きく分けて2種類あります。
・ケース1:メッセージルールを利用してメールの自動転送を設定している場合、設定ミスで延々と転送が続けられる「無限ループ」を起こしてしまい、最終的には メールボックスがパンクします。最近では、転送設定をすると最初に確認用のメールを送信し、転送がループしないかどうかを確認するケースが多いようです。

・ケース2:メールに添付ファイルがある場合、実際に送受信されるメールのサイズは、添付ファイルのサイズの40〜50%増しになります。たとえば1MBのファイルが添付されると
、そのメールのサイズは実際には1.4〜1.5MBほどになってしまいます。そのため、送信者はメールボックスのサイズ制限に収まっているつもりでも、実際に送信されたメールの
サイズが上限オーバーになってしまう可能性はあります。このような場合、”Mail box full"といったエラーメッセージが届きます。

ポイント メール爆弾とは
  嫌がらせの目的で故意に大量のメールを送信したり、きわめて巨大なサイズの添付ファイルを付けたメールの受信に長い時間がかかったり、 メールサーバーがパンクして利用不可能になるといった被害が発生します。
一般に、メール爆弾はネット上でのいさかいがもとで発生することが多いため、そうしたもめごとに巻き込まれないことと、 自分のメールアドレスを他人の目に触れる場所でみだりに公開しないことが重要な対策になります。

ポイント メールのエラーメッセージの種類として、次のようなものがあります。
 
エラーメッセージ 意味
user unknown メールアドレスの@より左側に記してあるユーザー名が存在しない
host unknown メールアドレスの@より右側に記してあるサーバーが存在しないかサーバーが正常に動作していない
mail box full 相手のメールボックスがいっぱいで、メールが届けられなかった
could not send message for past 4 hours 何らかの事情により、相手サーバーへのメール配達が4時間経ってもできていない
Name server timeout DNSサーバーへの接続の失敗によりメール送信ができていない
Massege is too large メールアドレスの@より左側に記してあるユーザー名が存在しない

   Webブラウザとメールクライアントの共通のトラブル対策

1 文字化けが発生した
ブラウザやメールクライアントで、無意味な文字の羅列が表示されたり、文字そのものが別の文字で表示されることがあります。 これを文字化けといいます。
原因として考えられるのは、Webやメールの送信に使用されている文字コード体系と、ブラウザやメールクライアントが表示に使った 文字コード体系が異なる場合がほとんどです。
また、文字コード体系の判断を誤らせるような文字が使われていたり、半角カタカナなど機種によって互換性のない文字が使われている 場合にも、文字化けが生じることがあります。
ブラウザで文字化けが生じた際、多くの場合はエンコードの設定を変更すれば、正常な表示になります。また、受信メールが文字化けした 場合もブラウザと同様にエンコードの指定を変更すると、正常に表示できることがあります。 ただし、電子メールの文字化けは、メールが送信される途上で部分的に失われたために発生することも多いので、ブラウザにおける 文字化けとは異なり、エンコードの変更で回復する可能性は高くありません。
日本語の電子メールの場合は7ビットJIS(ISO2022-JP)を使用することになっているため、メールクライアントの設定で文字コード体系として 7ビットJISを使用するように設定しておけば、機種依存文字を使わない限り、文字化けが起こることはほとんどありません。
Outlookexpressの初期設定では、文字コードは7ビットJISになっているので、この設定をうっかり変更しないように注意することが必要です。

ポイント 機種依存文字とは
  特定のコンピュータやOSのみで利用できる文字集合に属する文字のことです。典型的な機種依存文字を次に示します。
 
文字種
半角カタカナ アイウエオカキクケコ
ローマ数字 T、U、V、W、X
丸数字 @、A、B、C、D
記号類 梶A求Aa、`
その他 Macintosh独自の記号
  ヒントこうした文字は、さまざまな種類のコンピュータやOSが利用しているインターネットでは使用するべきではありません。単にその文字が読めなくなるという問題だけではなく、 特に電子メールではメッセージ全体が読めなくなってしまうこともあるからです。
そのため、機種依存文字については、「対応する全角文字で書き直す」「複数の文字の組み合わせで代用する」といった配慮が必要です。
たとえば、ローマ数字については適当な代替文字がないため、英字の組み合わせを使用します(ll→U、lV→W、X→]など)。





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